フィリピンの治安は実際どうなの?マニラやセブの治安2019年

フィリピンの治安は実際どうなの?マニラやセブの治安2019年

「フィリピンに留学に行きたいけれど、治安ってどうなの?」「子供を行かせるのは少し心配」そんなお悩みを少なからずお持ちの方も多いかと思います。

私はフィリピンのマニラでかれこれ7年ほど生活しているので、良くも悪くもフィリピンのことを知ることができました。

そこで実際のフィリピンの治安はどうなのか?について書いていきます。

フィリピンの治安は実際どうなの?マニラやセブの治安2019年

今回は英語を勉強しにフィリピン留学に行きたいけど、やっぱり治安も気になるという方々に向けて、フィリピンのリアルな治安事情をお伝えしていこうと思います。

フィリピンの治安ってどうなの?

まだあまり良いイメージをお持ちでない方もいるかと思いますが、結論から言うと「危険な場所に行かなければ治安は悪くない」でも「危険なところは危険」です。

一部のスラム街や外国人がたくさん集まるディープなスポットなどにはやはり、それなりの危険やリスクは存在しますが、国全体が危険なわけではありません。

それでもやはり、まだまだ東南アジアの発展途上国であるため、日本のようにどこへ行っても安全で快適というわけではないのも事実です。

下記の外務省のホームページにフィリピンの治安状況も掲載されています。こちらが掲載されている注意喚起の地図になります。

外務省が発表しているフィリピンの治安地図

このページで区分されているレベルを細分化してお話しします。

「旅行など行けるが注意してね」レベル

フィリピンは日本と違って国全体が同じ治安レベルになっていません。

外務省海外安全ホームページでは、フィリピンの多くのエリアが「レベル1:十分注意してください」と表示されています。

マニラのあるルソン島、セブのあるビサヤエリアも含まれます。

ここの範囲にフィリピン留学を行える学校があります。

「不用不急の渡航は止めてください」レベル

次に行かない方が良い地域もあるので説明しておきます。

南部のミンダナオ島は「レベル2:不用不急の渡航は止めてください」と表示。

「用がなかったら基本的に行かないで」レベルです。

ミンダナオ島の最大都市でありドテルテ大統領の故郷のダバオは、行った人は「安全」「マナーも良い」と言います。

「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」レベル

更に同じミンダナオ島でも治安レベルが異なる地域が存在します。その地域ではレベルは更に上で、ミンダナオ島西部は「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」と表示されてます。

言葉の通りで「行かないで」レベル。

西部の一部地域ではイスラム反政府勢力が闘争を起こしているのも事実です。

最大レベルの「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」はフィリピンにはありません。

レベル4は内戦やテロの危険性がある紛争エリアなどなので非常に限られた国、エリアになります。具体的には中東で戦争が起こっている地域などがこれに該当します。

フィリピンの世間のイメージ

また、フィリピンというと『フィリンパブ』『暑い気候』『貧困層が多い』などのイメージをお持ちの方が多くいらっしゃるかと思います。

しかし、フィリピンは現在、急成長を遂げていて、首都マニラへ行くとたくさんの高層ビルが立ち並び、世界の有名な企業がフィリピンに進出してきていて期待されている国の一つでもあります。

ニラは危ない!って言うならマカティを見てからにしてください!

また、フィリピンは歴史的背景もあり、英語がフィリピノ語と並んで公用語となっており、世界で3番目に英語を話す人口が多いといわれていて、ビジネス英語力を測る指標『BEI』のレベル調査で過去に世界2位という結果にも選ばれるなど、あらゆる面で発展を遂げている国であり、ここ数年でネガティブなイメージはなくなってきています。

フィリピン人の英語力が世界で評価されているという内容はこちらの記事で詳細に書いてます。

コールセンターシェア世界一!フィリピンが英語で評価される理由

ここは海外だという意識を常に持っておくのが大切

留学に来て段々と海外生活に慣れてくると、次第に行動範囲も広くなり、いろいろなところへ冒険に行くようになる留学生も増えます。

ときにはハメを外したくなることもあるかもしれませんが、それはときに変なトラブルに巻き込まれたり、最悪の場合、取り返しのつかない事態になることも考えられます。

マニラ近郊のベーシックイングリッシュキャンプ近くにあるローカルのお店

ここは外国で自分はここでは外国人だという認識を常に持って行動しましょう。

留学先の語学学校で、オリエンテーション時に危険な場所や行動する上での注意点などの説明があるので、それをしっかりと守るようにしましょう。

フィリピンの語学学校って安全なの?

こちらもまた、気になっている方が多いと思いますが、結論から申し上げるとフィリピンの語学はとても安全です。ここらかは手前味噌ですが、私が運営する学校のことも交えて書かせて頂きます。

どの学校も基本的に安全な立地に立っていることが多く、入り口には門を設けてあり、カギは二重ロックにしているところがほとんどです。

また、中にはガードマンが24時間校門の前にいて、留学生はIDを見せないと中に入れない学校もあるほどです。

また、日本人経営の語学学校は、生徒が勉強に集中できるように、生活環境などもできる限り日本に近づけてありますので、(食べ物、温水シャワー等)どの学校の留学生も比較的快適な学校生活を送れていると聞きます。

ただ、貴重品だけはやはり怖いので、学校内では財布などは普段は鍵をかけられるキャリーケースの中などにしまっておくのがベターですね。

ちなみに、私はフィリピンで語学学校を経営していますが、学校の場所を選ぶときはやはり安全な場所、水没しない場所から選びました。マニラから南に40−50分行った住宅地ですので安全です。私も危険な場所は嫌ですからね。(笑)

留学生、日本人が巻き込まれやすいトラブル

ここまでの内容をまとめると、「語学学校内は安全、快適で危険な場所に行かない限りは治安をそこまで心配することはない」ということでした。

しかし、我々はこちらでは外国人なので、街を歩けば多少目立ちますし、治安の良い日本で生まれ育った私たちは海外の人たちから見ると隙だらけです。被害に遭う日本人留学生や、駐在員がいるのも事実です。

そこで、現地に来る日本人が巻き込まれる可能性のある、特に気を付けてもらいたい犯罪を何点か挙げていきます。

フィリピンで注意すべき犯罪!スリ・ひったくり

まずはスリやひったくりの実例被害を書きます。よくあるパターンは次のことです。

後ろのポケットに財布を入れて歩いていたらいつの間にか無くなっている

リュックを後ろに背負っていて、気付いたら財布や携帯が無くなっている

ストリートチルドレンに囲まれて物をたかられているうちに、気付いたら貴重品が無くなっている

これら実例被害はときおり耳にしてます。私自身、生活しているので自然と身につけてますが、初めてフィリピンに来られる予定の方は次のことに注意してください。

後ろポケットには貴重品を入れない

人混みではリュックは前に掛ける

周りにストリートチルドレンがいるときは貴重品は手に持つかカバンの奥にしまう

大金は持ち歩かない(財布は分けて使う)

貴重品はウェストポーチなどに入れてお腹に巻くのがベター

以上のことに気を付けていれば、被害に遭う確率はぐんと減らせます。

何よりも大切なのは、『自分はいま外国にいる』という意識を常に忘れずに行動することです。我々はここでは外国人なので、やはりそういった人たちにどうしても狙われやすいです。

フィリピンでスリに遭うケースがある

また、ストリートチルドレンの子たちも日本人を見つけるとこちらに寄ってきてついてきます。子供だからと油断せずに、貴重品は肌身離さずしっかり管理しましょう。

また、フィリピンは物価が安いのであまり大金を持ち歩かなくてもある程度のものは購入可能です。

万が一スリに遭い、大金が入っている財布がなくなるとダメージが大きいので、外出する際に、持ち歩くお金は2000ペソ程度に抑えましょう。万が一でもスリの被害に遭えば、見つかる確率は0に等しいです。

フィリピンで注意すべき犯罪!置き引き

次によくあるのが置き引きです。特にレストランや空港では注意が必要です。安全な日本でついつい習慣づいてしまってる人は注意してください。

レストランなどで席をキープするためにカバンやスマホを置いてしまう

タクシーにスマホや財布を忘れる

バーなどで酔っ払って自分のカバンから目を離す

人の出入りが多い場所では特に注意が必要です。取られたらほぼ無理だと思ってください。

席を確保したい場合は店員さんにお願いする

タクシーを降りる際には身の回りを今一度確認する

自分の持ち物から目を離さない

ハメを外しすぎない・無茶はしない

日本のようにレストランなどで席のキープのためにカバンなどを置いて離れてしまうと、大変危険です。ついつい癖になってくる人は本当に注意が必要です!

席を確保したければ店員さんに頼むなどして、自分の物から目を離さないようにしましょう。

タクシーから降りる際にも、忘れ物には十分に気を付けましょう。こればかりは自分のせいなので。また、お酒を飲む際にも、節度を持って自分の適量を心掛けましょう。

フィリピンで注意すべき犯罪!睡眠薬強盗

こちらは滅多に起きることではありませんが、実際に被害事例も報告されています。一連の流れとしては次のパターンです。

1. 街を歩いていて、知らない人にいきなり声をかけられる

2. 仲良くなり、その人の家に誘われる or 飲みに誘われる

3. お菓子や飲み物を出される

4. 出されたものに睡眠薬が入っていて、そのまま寝てしまい貴重品を取られる

フィリピンでは睡眠薬による犯罪も発生している

このような被害が報告されています。また、女性などは性被害の危険性があるため、知らない人に声をかけられても決してついて行かないようにしましょう。

フィリピンで注意すべき犯罪!タクシーがメーターを回してくれない

こちらは残念ながら、被害をよく聞きます。ドライバーは乗せた乗客が日本人だと分かるとわざとメーターを回さずに走り、目的地に着いた後に相場より高額な料金を請求してくるという被害です。

フィリピンの白タクシー

目的地に着いてからだと遅いので、必ずタクシーに乗ったらすぐにメーターを回してもらうようにドライバーに言いましょう。

それでも不安という方は、フィリピンに来る前でも構わないので、スマホで『Grab』のアプリをダウンロードしておきましょう。

grabtaxiはフィリピンで非常に便利

こちらは自分のスマホでタクシーを呼べる配車アプリです。めんどくさい交渉もいらず、料金は自動で表示されてクレジットカード決済も可能なため、現金での煩わしいやり取りをしなくてもタクシーを自分のいる場所まで呼ぶことが出来るアプリになっています。

以前、フィリピンの乗り物の記事についてはこちらでまとめました。

【乗り方の教科書】フィリピンのユニークな乗り物について!

また特にグラブタクシーの使い方についてはこちらの記事で詳細にまとめました。ご参考にどうぞ。

【参考リンク】https://www.english-bec.com/life/how-to-use-grab/

フィリピンで注意すべき犯罪!野良犬がたくさんいる

これは日本では考えられないですが、フィリピンでは野良犬を街中でたくさん見かけます。そうなるとやはり突然噛みつかれたりや、狂犬病なども心配ですね。

しかし、フィリピンの野良犬は人に慣れていておとなしく、こちらがちょっかいでも出さない限りは基本的に人に興味を示しません。もしくは必要以上に人間を恐れている犬がいます。こちらが近づくと逃げる犬もいます。

フィリピンには野良犬がたくさんいる

彼らが何を考えているのかは分かりませんが、みんな前を向いてその辺をひたすらちょろちょろしています。

ですが個体によっては急に人を噛みたくなるやつもいるかもしれませんので、彼らを見つけたら、一定の距離を取り、念のため一応気を付けるようにしましょう。

放し飼いで飼われている犬は縄張り意識が強いので近づかないようにしましょう。彼らの縄張りに入ると近寄ってきて吠えてきたりします。

フィリピンで注意すべき犯罪!まとめ

ここまでの注意点をまとめると次の項目になります。

1. スリ・ひったくりに注意【貴重品は肌身離さず】

2. 置き引きに注意【自分の物から目を離さない】

3. 睡眠薬強盗に注意【知らない人について行かない】

4. タクシーに注意【メーター回してとお願いしましょう】

5. 野良犬に注意【彼らも生きるのに必死なので、そっとしておきましょう】

ハメを外しすぎないように節度を持った行動を心掛けるようにしましょう。

どれだけ気を付けていても、ときにはトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。ですが、常日頃から外国にいることを意識して、一つ一つの行動に気を付けることによって、このようなトラブルに巻き込まれる確率はぐんと下がります。

ただフィリピンはやはり危険だ!と偏見的に見るのはそれはそれで違うと思います。冷静に、次のことを守ればフィリピンでの生活は問題ありません!

1. 危険な場所に行かない限りは治安をそこまで心配する必要はない

2. 外国にいることを常に意識して、節度を持った行動を心掛ける

3. 語学学校内は安全快適。ただ貴重品の管理だけはしっかりと

ということでした。今回はフィリピンの『治安』について、気を付けていただきたいポイントを書かせていただきました。これからフィリピン英語留学に行かれる方、海外に行くのをお考えの方は、参考にしていただけると幸いです。

そして最後になりますが、フィリピンには良いところがたくさんあります。みんな心あたたかく、人との繋がりを大事にし、日本人が忘れかけている『何か』を思い出すことが出来る国フィリピン。

もちろん日本の常識は通用しませんが、見るものすべてが新鮮で、とてもいい刺激になります。フィリピン留学を決めたら、様々な経験を通して、是非フィリピンの素晴らしい文化にも触れてみてください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

The following two tabs change content below.
英語力0レベルからフィリピンで起業。 背骨を骨折してからのちょっとオモロイ人生。 英語力0だった男がフィリピン留学をして2014年より学校経営。 マニラの大都市マカティと片田舎のサンペドロ市でフィリピン留学を提供しています。 フィリピン滞在歴8年の経験を元に現地の情報を発信します。