【通貨】フィリピンペソ徹底解説!人物、為替、歴史、全て解説

【通貨】フィリピンペソ徹底解説!人物、為替、歴史、全て解説

先日、フィリピンに渡航して日本に戻ってきて、フィリピンペソを日本人の友人に見せたところフィリピンペソについて質問されたので、その答えを調査するついでにフィリピンペソについて色々と調べてみました。

ちなみに、フィリピンペソについて質問されたのは次の質問です。

この人は偉い人ですか?という質問。この質問をされた時、自分は100ペソ札を友人に見せてたのですが、この質問に対して正しい答えは返せませんでした。いや、だって、偉いとか知らんし。(笑)

【通貨】フィリピンペソ徹底解説!人物、為替、歴史、全て解説

そこで今回は100ペソ札に写されている人が偉いのかどうなのか調査するついでにフィリピンペソのことを徹底解説したいと思います。

フィリピンペソの歴史

フィリピンペソの歴史を書いていきたいと思います。

今現在(2019年5月現在)使われているフィリピンペソは2010年に発行されたものです。わりかし最近。ですが、2010年以前もフィリピンペソは存在してました。ただし、それらはもう使うことは出来ないのです。

日本円と違ってフィリピンペソは以前発行されたものは価値を失ってしまうらしいです。

ってか日本円って昔発行されたものも今でも使うことができるって知ってました?聖徳太子の1万円も現役生だそうです。まぁあったらレアなので使わないですけど。(笑)

さて、フィリピンペソに戻りますが、初めてフィリピンペソが世の中に登場したのはまだスペイン統治下時代の1852年だそうです。(ペソなのでスペインですね)

初めは最大でも50ペソだったようで、価値が今よりもグッと高かったみたいです。日本円も昔は100円ですごい価値でしたからね。

そこから何度も改版、増刷を繰り返して今のフィリピンペソが出来上がるわけですけども。この辺、調べてみたらかなりの数がありました。全て紹介するとすっごく考古学的で飽きそうなので、触りだけ。興味がある方は別途ググってください。(笑)

自分たち(今をいきている)日本人が知っているフィリピンペソはおそらく1世代前の1985年に発行されたフィリピンペソと2010年に発行された現役生のフィリピンペソの2種類ではないかなと。

なのでこの2種類に関して詳しく書いてみたいと思います。って言っても1世代前はもうタダの紙なので主には現役生のみ取り扱いまする。

1985年発行のフィリピンペソ(1世代前)

今はもうタダの紙クズとなってしまった1世代前のフィリピンペソなので、もう街中で見かけることがなくなりましたが、ちょっと前まではちゃんと使えてた通貨でした。

と、言っても出回ってたのは大きな紙幣だけで、小さな紙幣は見たことがないですね。

1世代前のフィリピンペソでは5ペソ・10ペソ札も存在してたみたいです。今は硬貨のフィリピンペソだけですが。

見たことないですね〜。今は20ペソから1000ペソまでが紙幣なので、これら紙幣はかなりプレミアです。まぁ通貨としての価値は失っているのでタダの紙クズですけど。(笑)

少し前まで現役でよく見かけてたのはこの2種類のフィリピンペソでしたね。

最大紙幣の1000ペソ札と次に大きな500ペソ札。もうこれらが使えないと思うとちょっと寂しいと思うのは世代でしょうか。(笑)

そしてよく見てください。1000ペソ札の方。なんかボールペンで落書きされたような跡がありますよね。フィリピンではフツーにお札に文字を書いたり、セロテープを貼ったり、ホッチキスで留めたりと、かなり雑に扱ってました。(笑)

初めて見たときは結構衝撃的だったのを覚えてます。

2010年発行のフィリピンペソ(現役生)

さて、ここからがある意味本題ですよね。現役のフィリピンペソについて。

まずは冒頭で質問された「この人偉いの?」対応から行いたいと思います。(笑)該当する偉そうな人とはこちらの人物。(別に偉そうかどうかは知らないがw)

2010年発行のフィリピンペソの100ペソ札

100ペソ札に描かれている人物とは、誰かというと・・・

第5代目フィリピン大統領『マニュエル・ロハス』らしいです。知らんがな。(笑)

でも、大統領なのでやはり偉い人なのは変わりなさそうですね。ところでマニュエル・ロハスさんの経歴を調べてみるとビックリ。わずか56歳で急逝してしまったとのこと。しかもまだ現役大統領時代に。

原因は心臓マヒらしいです。フィリピンっぽく暗殺ではございませんので、ご安心を。って言っても、フィリピンの高血圧を招く塩分料理を食べてたら心臓マヒは多そう。気をつけましょう。

裏面はフィリピン1綺麗な山として有名なマウント・マヨンとジンベエザメの絵が描かれている美しいデザインの100ペソ札です。

ってことで、今回の記事を書くキッカケとなった100ペソ札の人は偉そうなのか?という質問の答えは「YES HE IS!」ってところでしょうか。(笑)

フィリピンペソのご紹介2019年版

せっかくなのでフィリピンペソの現役生達を紹介したいと思います。(何様だって話ですが。w)

【フィリピンペソ】20ペソ50ペソ札の人物

まずは現役フィリピンペソの最小紙幣である20ペソ札と50ペソ札からですー。

2010年発行のフィリピンペソの20ペソと50ペソ札

フィリピンに留学や旅行、もしくは滞在されている方だったらおそらく50ペソ札とか超使用頻度が高かったりしませんか?(笑)

フィリピンでは高額紙幣(500ペソや1000ペソ札)って街中であまり好かれてないんですよ。だってお釣りがないから。(笑)

そこでフィリピンの田舎ではマストとなる紙幣が20ペソ、50ペソ、あとは100ペソ札って感じです。で、この20ペソ札と50ペソ札にもそれぞれ人が写っているので、偉そうな人誰なのか調べてみました。

まずは20ペソ札ですけども、なんとフィリピン独立後の初代大統領のマニュエル・ケソンだそうです。まさか最小紙幣の人が初代大統領だとは。アメリカドルも1ドル札がジョージ・ワシントンなので同じポリシーなのでしょうか。

次に最もよく使う紙幣50ペソ札ですが、こちらに写っているのは順番通りで第2代大統領のセルヒオ オスメニャ。特にひねりがないので、この辺で。100ペソ札はスキップして5代目とのことです。

【フィリピンペソ】500ペソ1000ペソ札の人物

それでは次に大きな紙幣にいってみます。

2010年発行のフィリピンペソの500ペソと1000ペソ札

最大紙幣の1000ペソ札と500ペソ札。1985年発行の1世代前のものに比べて500ペソ札は色もカラフルになりましたねー。1000ペソ札はそこまで大きな違いはありません。

そしてこれらの紙幣は複数の人物が登場してます。まずは500ペソ札のお二人から。

なんだか仲よさそうなお札のお二人ですねー、って思ってたらこの二人まさかのご夫婦だそうです。左は11代目フィリピン大統領「コラソン・C.・アキノ」 で右が旦那になる「ベニグノ・S.・アキノ ジュニア」。

まさか奥さんの方が大統領だとは思いませんでしたが、フィリピンでは女性の方が管理職につく割合が高い女性社会なので、納得。

次に最大紙幣の1000ペソ札の三人についてです。

まず上の人物は「ホセ・アバッド・サントス」で第二次世界大戦時の大統領代行。次に中の人物は「ビセンチ・リム」で米国国防大学を初めて卒業したフィリピン人。最後の下の人物は「ホセフア・リアーネス・エスコダ」でフィリピンのガールズスカウトを創設した人物だそうです。

この三人もすごいんですけど、なぜか紙幣が上がるごとに役割としては目立たなくなってきました。20ペソは初代大統領なのに。お札のルールはこういうものなのでしょうか。

忘れがちなフィリピンの200ペソ札

で、最後に忘れがちな紙幣について。

日本でも2000円札が発行されましたが、ほぼ姿を見せずにどこへいったのやらですが、それと同じようにフィリピンにもあまり市場に出回ってないお札があります。

それがこちらの200ペソ札。

2010年発行のフィリピンペソの200ペソ札

日本円の2000円札よりはまだ市場に出ている方ですが、他のお札に比べると見かける頻度はグッと下がりますねー。

で、この200ペソ札に写っている人物は、第14代グロリア・マカパガル・アロヨ大統領だそう。一人で写っている紙幣で最高額の人物です。

背面はフィリピン留学の旅行先でも有名なボホール島のチョコレートヒルズと世界最小の猿と言われるターシャ

結論、フィリピンのお札に写されている人達は全て政治家でした。日本のような文学系の人物はいなかったですね。強いて言えば1000ペソ札の女性の人くらいでしょうか。

なお、1985年発行の1世代前のお札がなぜ廃止されたかというと偽札が出回って、収拾がつかなかったそうです。

時折、偽札をつかまされる日本人被害者もいたほどでしたので、そりゃよくないって話で。新紙幣(といっても既に発行から9年)はどうでしょうか。

フィリピンペソと日本円の為替

最後にフィリピンペソと日本円の為替について調べてみたので、共有しておきたいと思います。

現在(2019年5月)ではフィリピンペソと日本円の関係はほぼほぼ日本円の2倍がフィリピンペソと思ってもらって良いと言えるレートです。

1フィリピンペソ = 約2.1日本円

ですが、為替を調べてみると実は2円そこらになったのは2000年を超えてからだそうです。それ以前のフィリピンペソは1ペソあたりのレートがもっと高かったようです。

ではフィリピンペソは昔の方が強かったのか?といえばそう言うわけでなく、通貨として十分な供給が行われてなかった為、物価も今のフィリピンより更に安かったのです。

つまり今は2倍程度、昔は10倍だったとしても、昔は物価が更に20倍、30倍安かったと言えるのです。

最近はフィリピンの成長が著しく、日本との差が縮まってきてますね。フィリピンだけに限らずですけど。東南アジアの成長を感じる国の1つだと思います。

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現在までに72ヶ国旅した旅人。国際線100本以上搭乗経験あり。格安航空券取得、サバイバル、現地人コミュニティ参加が得意中の得意。ママチャリで北米大陸横断、国際交流パーティー主催、教育ゲームファシリテーター、ITコンサルタント。企業・個人向け英会話講師、IT講師として活動中。